がんかなと思ったら

がんかな

「がん」と聞くと、なんだかとても怖い病気をイメージします。でも、一体「がん」とはなんなのでしょうか?

●がんになると死んでしまうの?
●がんは痛いの?
●がんになる前に気づけないの?

そんなあなたの率直な疑問に答えたいと思います。



がんって何?

    がん細胞
    そもそも「がん」とはなに?
    がん、とは一体なんなのでしょう。
    人のからだは常に新陳代謝がおこっています。
    しかし、がん細胞はこのコントロールから外れた「死ななくなった」細胞です。

    がんは、発生する部位や細胞の種類によってまったく異なる性質を示しますが、共通する特徴があります。それは、細胞がコントロールを失って死ねなくなった (不死化)状態であることです。暴走機関車のごとくコントロールを失ったがん細胞(転移)は、猛烈な速さで分裂・増殖を繰り返し、やがて自分の住家である臓器から他の場所へ移動します。

    さらにやっかいな事に、がん細胞は正常な細胞の何倍もの栄養が必要で患者さんのからだから栄養を奪い取ってしまうのです。進行したがん患者さんが痩せていくのはこのためです。

がんになった!

    がんになると死ぬの?
    「私がんになったの」と知り合いに言われた場合、 あなたは「えっ・・・」と言葉につまるのではないでしょうか?

    ハート がんと聞くと「死」を連想してしまうものです。 テレビでは、有名人が「がん」で亡くなった話題ばかりを取り上げます。 しかし、がんは今や「治る病気」です。特に早期がんは90%以上治ります。 検査方法や治療方法は日々進化し、手術や抗がん剤治療で完治した人が、続々と社会復帰を果たしています。 だからこそ、もし不安があれば放置せず勇気を出して早めに病院へ行きましょう!


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がんの痛み
    がんって痛いの?
    がんの大半は痛みを伴います。
    がんの痛みは、早い時期から出始めて末期に近づくほど痛みが激しくなる事が多いです。 初期がんでは3分の1、末期がんでは3分の2以上の人が痛みを感じると言われています。

    では、どのくらい痛いのでしょうか?

    内臓痛では、締め付けられるような鈍い痛みを感じます。
    骨転移の場合は、体を動かす時に鋭い痛みを感じます。
    神経因性疼痛では、神経そのものが傷つけられるので痛みも激しく、焼けるような、もしくは電気が走るような痛みに襲われます。
    痛みをがまんすると、からだや神経が痛みに対して過敏になって、同じ強さの痛みでもより強く感じてしまいます。

    つまり痛みには何一つ良い事がありません。

    その痛みや苦しみを和らげる医療として「緩和ケア」があります。
    緩和ケアとは「痛みや苦しみを和らげることを優先して行う医療」です。
    今は末期になってからではなく早期から緩和ケアを行い、痛くない、苦しくない医療を目指しています。

    現代はこうしたがんの痛みに対する医療も進んでいるのです。

    < ご参考サイト >
    ■緩和ケア.net「緩和ケアとは」
    http://www.kanwacare.net/kanwacare/index.html

    ■がんの痛みネット「痛みの上手な伝え方」
    http://www.itaminai.net/pain/p4.html” target=”_blank

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がんになりたくない!

    がんになる前に気づけないの?
    がんは、ある程度病巣が大きくならないと症状らしい症状が出てこないため、 がんになる前に気づくという事は通常ありません。 しかし、がんの大きさが1~2センチくらいの早期に発見できれば治癒率はかなり高くなります。 例えば、患者数の多い胃がんの場合、ごく初期の段階で発見・治療できれば5年生存率は99%以上と非常に高い確率となります。

    つまり、がんは早期発見がとても大事!という事です。

    ではがんを早期発見するために私たちが出来る事はなんなのでしょうか?

    ①年に1回の「健康診断」を受ける
    お笑いタレントの宮迫博之さんは健康診断で初期の胃がんを発見しました。 健康診断を受ける事で、がんの早期発見につとめましょう!

    ②定期的に「がん検診」を受ける
    がん検診は、がんの死亡率を減少させることができる確実な方法です。 症状が出た時は早期発見ではありません。 症状が出ないうちに定期的に検査することが大事です。

    ③アクションを起こす
    もし、検査結果に何らかの異常があり、「医師の診断を受けてください」と記載があった場合、 以外とすぐに病院へ行かない方が多いです。 大したことではありません。 検査結果に従い病院へ行きましょう! こういった行動を起こすことが、早期発見の3つ目のポイントになります。

    < ご参考サイト >
    ■がん検診 企業アクション 「がん検診のススメ」
    http://www.gankenshin50.go.jp/susume/contents1.html

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生活で出来る予防は?

    週に3度の運動をしましょう!
    がんは、予防対策が有効な病気です。
    がん予防の1つとして、適度な運動があげられます。

    逆に運動不足は、大腸がんになる確率を上げる確実な原因の1つと言われています。
    ではなぜ運動不足が、がんと関係しているのでしょう?

    まずは、運動不足=肥満に結びつくからです。
    肥満は、あきらかながんのリスクです。
    米国がん研究財団(AICR)の研究者発表によると、 肥満が原因と考えられるがん患者が、 米国で年間10万人を超えているとの研究報告がありました。

    そしてもう1つ。
    運動不足による便秘です。
    便が腸内に溜まっていると、発がん物質も中にとどまりやすくなってしまいます。 発がん物質が長時間とどまっていると、大腸がんになるリスクも高くなってしまいます。

    運動不足は大腸がんの原因だけでなく、その他の病気にもかかりやすくなってしまいます。

    運動をして健康を維持しましょう!

    具体的には、週2~3回、1回の時間は30分以上、 体全体に汗がにじむ程度で体を動かすとよいでしょう。

    歩く、走るだけでなく、水泳やジム、球技等、 幅広い候補の中から自分に合った楽しいと思える運動を見つけ、 ニコニコと続けられる運動をこころがけましょう。

    食事はバランスよくとりましょう!
    食生活によるがんの原因は、栄養不足ではなく、栄養過多でおきています。
    肉食など栄養が多い食べ物を繰り返すと、腸の中に溜まり、腐り始め、有害物質に変化し増えていくと考えられています。そして、それらの有害物質が最終的に全身にまわり、細胞の遺伝子を傷つけた時にがんになると考えられています。 しかし、いくらがん予防のためになるとはいえ、いきなり好きな食べ物をやめるというはつらいですよね。
    つらい事は続きません。
    週単位や月単位で、回数や量を少しずつ変えて、無理なくバランスの良い食事へと変えていきましょう!

    < ご参考サイト >
    ■がん情報サービス「科学的根拠に基づくがん予防とは」
    http://ganjoho.jp/public/pre_scr/prevention/evidence_based.html
    (独立行政法人国立がん研究センター がん対策情報センター)


がんは不治の病ではありません。
がんをこわがらずに医療機関に相談しましょう!

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がんについて学ぼう!
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