岐阜県がん診療連携拠点病院協議会

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がん診療連携拠点病院とは

 全国どこでも「質の高いがん医療」を提供することを目指して、都道府県知事による推薦をもとに、厚生労働大臣が検討会の意見を踏まえて指定した病院です。がん診療連携拠点病院には、都道府県の中心的ながん診療機能を担う「都道府県がん診療連携拠点病院」と特殊な医療を除く一般的な入院や治療を担う圏域(2次医療圏)に「地域がん診療連携拠点病院」を整備することとされています。

岐阜県内のがん診療連携拠点病院

地域等 医療機関名
都道府県がん診療連携拠点病院 岐阜大学医学部附属病院
岐阜地域がん診療連携拠点病院 岐阜県総合医療センター
岐阜市民病院
西濃地域がん診療連携拠点病院 大垣市民病院
中濃地域がん診療連携拠点病院 中部国際医療センター
中濃厚生病院
東濃地域がん診療連携拠点病院 岐阜県立多治見病院
飛騨地域がん診療連携拠点病院 高山赤十字病院

岐阜県がん診療連携拠点病院協議会とは

 岐阜県全体のがん診療水準の均てん化を図るとともに、岐阜県内のがん診療連携拠点病院間の連携協力体制を図るために平成19年1月に設置されました。
 協議会は、次に掲げる事項について協議することとされています。

  • 地域におけるがん診療連携体制等がん医療に関する情報交換に関すること。
  • 岐阜県内の院内がん登録データの分析、評価等に関すること。
  • 岐阜県レベルの研修計画に関すること。
  • 診療支援医師の派遣調整に関すること。
  • 地域連携クリティカルパスの整備に関すること。
  • その他がん診療連携に関すること。

 協議会は、次に掲げる会員で組織され、都道府県がん診療連携拠点病院である岐阜大学医学部附属病院の病院長が会長を務めています。

  • 岐阜大学医学部附属病院長及び事業担当医師1名
  • 各地域がん診療連携拠点病院の病院長及び事業担当医師1名
  • 岐阜県の事業担当課長及び担当者
  • その他会長が必要と認める者

岐阜県がん診療連携拠点病院協議会設置要綱

県内のがん医療にかかわる機能の充実に向けて

 岐阜県内のがん診療連携拠点病院間の連携協力体制を強化し、情報交換を活発にするために、岐阜県がん診療連携拠点病院協議会の下に次の5つの専門部会が平成23年9月に設置されました。各部会が岐阜県民の皆さんに広く貢献することを使命と捉え、岐阜県庁並びに岐阜県医師会の協力を得て、それぞれの担当事項に積極的に取り組んでいます。

岐阜県がん診療連携拠点病院協議会専門部会

部会名称 担当事項
連携パス専門部会 岐阜県内のがん診療における連携協力体制及び地域連携クリティカルパスに関すること。
緩和医療専門部会 岐阜県内の緩和医療の体制に関すること。
がん情報専門部会 岐阜県内のがん登録のデータの分析、評価等に関すること。
患者相談専門部会 岐阜県内のがん診療における相談支援体制に関すること。
教育研修専門部会 岐阜県内のがん医療に関わる医師等を対象にした研修及び医師等の育成・派遣に関すること。