岐阜県のたばこ対策
tobacco
喫煙の害
たばこを吸うことによる健康への影響について、次のようなことが報告されています。
- 健康寿命(健康で過ごせる寿命)が10年短く、病気の期間が5年長く、寿命が7年短くなります。
- 肺がん・喉頭がん・食道がん・咽頭がん・口腔がんなど体中にがんができやすくなります。
- 血圧が上がり、糖尿病は2倍に、心筋梗塞は3倍になります。
- くも膜下出血が3~4倍になり、脳梗塞・脳出血も増えます。
- COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、ほとんどすべてが喫煙者です。
- 妊娠しても胎児の発育障害があり、閉経が早く、不妊が増えます。
- うつ病が2倍になり、認知症になりやすくなります。
- 顔色が悪く、でこぼこの皮膚、お化粧ののりが悪くなります。
- スモーカーズボイスといって、低くしわがれた声になります。
- 歯周病が起こり、歯が抜けることがあります。
- 受動喫煙を周囲に及ぼします。
西濃地区の「防煙教室」の活動
西濃地区では平成16年3月に、タバコ関連疾患であるCOPD(慢性閉寒性肺疾患)対策のため、医師、薬剤師を中心に「禁煙と健康について考える西美濃の会」を発足し、勉強会や啓発活動を行っています。平成21年度からは西濃地区の中学1年生を対象にした「防煙教室」を開始し、タバコの毒性や関連疾患、受動喫煙の害やニコチン依存症についての講義を行っております。