岐阜県地域連携パスに関する資料

AREA-COLLABORATE-PASS

岐阜県地域連携パスについて

 岐阜県地域連携パスは県内統一様式で運用しています。
 平成24年3月14日の岐阜県がん診療連携拠点病院協議会において、「がん医療の均てん化を目指したパスの県内統一化」が了承され、同年10月より県内統一様式の「岐阜県地域連携パス」が運用されております。
 今後の更なる連携パス運用に向け、患者さん、かかりつけ医の先生方へアンケートを行い、連携パスの計画を見直し、検査をいつどこで行うかを明確にし、令和2年改訂版を作成いたしました。
 パスを応用することで、一人でも多くのみなさまのお役に立ちたいものと考えております。

診療報酬算定について

 岐阜県地域連携パスの運用に当たっては、がん診療連携拠点病院等(計画策定病院)は「がん治療連携計画策定料」が、かかりつけ医(連携医療機関)は「がん治療連携指導料」が算定できます。

●B005-6-2 がん治療連携指導料300点

区分番号B005-6に掲げるがん治療連携計画策定料を算定した患者であって入院中の患者以外のものに対して、地域連携診療計画に基づいた治療を行うとともに、患者の同意を得た上で、計画策定病院に当該患者に係る診療情報を文書により提供した場合、月1回に限り算定する。

診療報酬算定について

岐阜県がん地域連携パス用診療情報提供書

岐阜県地域連携パス運用の患者さんが、かかりつけ医から計画策定病院へ情報提供する際にご利用ください。各施設の情報提供書をご利用の際は、こちらの内容を参照ください。

 上記の規定に基づく計画策定病院への文書の提供に係る区分番号B009に掲げる診療情報提供料(Ⅰ)の費用は、所定の点数に含まれるものとする。ただし、がん関係の疾患や病状以外の病態についての診療情報提供であれば、同月であっても算定可能です。

パスに従った定期の情報提供の時期以外に、患者の状態等の変化により、拠点病院に対し治療方針等の相談・変更が必要になった際、情報提供を行った場合も算定ができます。(但し、当該月においてがん治療連携指導料を算定している場合は算定できません)

パスの種類により、腫瘍マーカーの検査を行ったものは、検査料ではなく、悪性腫瘍特異物質治療管理料(区分に従い220~400点)を月1回に限り算定します。

計画策定病院(がん診療連携拠点病院)一覧・連絡先

診療報酬算定などに関するお問い合わせ先はこちらをご覧ください。

岐阜県地域連携パスに関する届出方法

 岐阜県地域連携パスの運用にあたり、施設基準の届出が必要となります。
(この届出により、がん治療連携指導料の診療報酬が算定可能になります。)
 また、届出内容により必要な書類が異なりますので、

  • 新たに地域連携パスの運用を開始する場合
  • 地域連携パスの運用種類を増やす・減らす場合
  • 地域連携パスの運用をやめる場合

それぞれの場合に応じて、下記の書類をご準備の上、下記の宛先へお送りください。

新たに地域連携パスの運用を開始する場合

届出書(副)は岐阜大学病院から返送します。

地域連携パスの運用種類を増やす・減らす場合

 例:過去に胃がんパスの運用にあたり届出をし、追加で大腸がんパスの運用を開始する場合
胃がんパス、大腸がんパスの運用をしていたが、大腸がんパスの運用をやめ、胃がんパスのみの運用に変更したい場合

地域連携パスの運用をやめる場合

郵送先

〒501-1194 岐阜県岐阜市柳戸1-1
岐阜大学病院 医療支援課 連携パス担当

届出書をとりまとめ、東海北陸厚生局へ提出いたします。
届出書の締切日および算定開始月は次のとおりになります。

届出書締切日 算定開始月(締切日の翌月)
1回目 5月10日 6月
2回目 10月10日 11月
3回目 2月10日 3月
がん治療連携計画策定料・がん治療連携指導料の施設基準に係る届出受理医療機関一覧

バリアンス発生連絡用紙

患者さんの転院等の都合により、その患者さんのパスの継続が困難になった場合は、以下の用紙を計画策定病院にお送りください。

岐阜県地域連携パス バリアンス発生連絡用紙

岐阜県がん療養サポートパスについて

  • 両面で印刷してください
  • A5版の「7.療養記録」は2パターンありますので選んでご利用ください
原本(Word、PowerPoint)